どうもこんにちは、し~ちゃんねるのSHOです。
今回は、「自分は自分、バカはバカ。他人に振り回されない一人勝ちメンタル術」の要約を解説していきます。
この本を一言でいうと、”「世の中に絶対数存在する他人を攻撃する迷惑な人(バカ)」をいかにスルーしつつ、自分の能力を高めて成功するか”ということをまとめた本です。
バカと関わらないことがいかに重要か。というのは、夢に向かって頑張っているみなさまなら重々承知のことかと思います。ですが、みなさまの中には、そんなバカの言葉を真に受けてしまう優しい心の持ち主が多いのもまた事実。
そこで今回はそんな方々のために、バカに振り回されず自分をどんどん成長させていく方法、考え方などを抜粋して紹介していきます。
この記事を読むことで、ひろゆき氏が実践しているバカスルースキルをごっそり習得することも可能です。それではどうぞ!
第1部.対バカ用:コミュニケーションスキル
第1部ではバカに振り回されないためのコミュニケーションスキルを見ていきます。
その方法は以下のとおり。
- 自分とバカにしっかりと線引きをしておく
- 上司や先輩が調子に乗っていたら「謝りながら距離を詰める」
- 自分が得られるメリットを考える
- 人をネットや本のように上手く使う
バカと接しても消耗しないだけでなく、自分を成長する糧にすらできる劇薬も紹介されているのでお楽しみを!!
自分とバカにしっかりと線引きをしておく
「自分は自分、バカはバカ」と線引きすることで、相手に精神的な危害を加えられたときに生じる、イヤな感情に振り回されることがなくなります。「バカだから仕方ないよね」と、怒りよりかは、同情や諦めに近い感情すら浮かぶはずです。
他にも、バカな人に出会ったときは、「相手を人間ではなく、ただの動物として見なす」ことも、ひろゆき氏はおすすめしています。
吠えている犬に本気で怒る人は少ないはずです。
「なんか、犬がキャンキャン吠えてるな」くらいに思っておくといったように、飼い主のごとく冷静沈着にこの場をなだめる側に徹すればいいんです。
他人、いや、野良犬だったら、「この動物に襲われないためにはどうすればいいか」と考えてみる。この置換の発想を使うことで驚くほど冷静に対処できることを実感できるでしょう。
どちらにしろ、やたらと他人を攻撃する迷惑な人は、「自分へのマイナスの感情をこじらせてる人なんだ」と認識して、自分からはなるべく関わらないのが吉。かかわってきた場合は前述した思考法で線引きを忘れずにすることがポイントです。
上司や先輩が調子に乗っていたら「謝りながら距離を詰める」
上司や先輩が怒ってきたり、攻撃してきたりするのは、自分の権威をあなたをダシにアピールしたいだけです。その場合は、「謝りながら距離を詰める」のが最強です。
「謝る」と、「距離を詰める」という行為は矛盾しています。
それらを同時に行う矛盾さに相手は不気味さを覚えるのです。
逆に、相手に対して言い訳をしたり、言い返そうとしたりするのは逆効果。相手は「ド正論」を武器に徹底的に攻撃してきます。
論理で勝負せず、「謝りながら相手との距離を詰めていく」という不気味さを与える戦法で相手の戦意を削ぐことに徹することが重要です。
他にも「相手をじっと見つめる」ことも有効だとひろゆき氏はいいます。たしかに、上司が言葉をまくしたてているのにも関わらず無言でじっと見つめられてたら相当不気味です。
自分が得られるメリットを考える
上司の命令を「ただやみくもに言うことを聞く」のではなく、「この命令を聞いたら自分はどんなメリットを得られるだろう」ということを、しっかりと把握しておきましょう。
自分が得られるメリットがわかっていれば、行動に意義を感じることができ、「仕方なく従っている感」がなくなります。
上司だけでなく、親の言うことなどもそうです。
親の言う通りメリット
- 相続が増える
- 親孝行になる
- なんか買ってもらえる
- 自分の知りたいことを教えてくれやすくなる
このように、「しなければならないこと」にメリットを与えてやると、得した気分になりつつ上司や親からの評価を上げられるので一石二鳥です。
人をネットや本のように上手く使う
ネットや本の情報を活用するのと同じように「上司や先輩をうまく使う」と考えるようにしましょう。
どんなに腹の立つことを言ってくるような嫌味な上司だったとしても、人生の年数だけでいえば先輩であり、それなりに知識は蓄積されています。それなら、彼らの意見や知識を盗むつもりで情報をガンガン引き出していくという発想は合理的です。
このような形で自分の知識のストックを貯めていったのちに経験を積むと、「なるほど、あの人の言っていたことはこういうことだったのか」と成長の「気づき」になることもあります。 その逆に「やっぱり、アイツはバカだったんだな」とわかることもあるでしょう。
他人の知識を利用することであなたはその試行錯誤を短縮することができるというわけです。
上司の長話にあきれるのはほどほどにして、情報のタンスだと思って引き出しまくってやりましょう。
第2部 . 成功するための逆転発想スキル
第2部では、成功するための「逆転発想スキル」を見ていきます。
- 「売り方」ではなく「買われ方」から考えてみる
- やる気がないときは自分をトコトン甘やかす
- やる気はあらゆる感情から引き出せる
ここでは、今までとはまったく違った視点で発想していくことで、問題解決力ややる気を上げていくことを狙っていきましょう。
「売り方」ではなく「買われ方」から考えてみる
営業能力を高めるには、売り手の立場から「どうやって売るか」ではなく、「買い手の立場からモノを考える」という方法です。
たとえば、あなたがコンビニでお茶を買うとしましょう。商品を選んで手に取りレジに持っていくわけですが、ここで一旦手を止めて商品を眺めてみましょう。
このとき「なぜその商品を手に取ったか」を意識するのです。
ネット通販でモノを買うときも同じように、Amazonや楽天のレビューや広告、ブログなどの記事を見て買うときに、「なぜその商品を買おうと思ったのか」を考えてみます。
- とにかく安いモノがよかった
- パッケージがおしゃれだったから
- レビューがたくさんあって高評価だったから
- ブロガーが紹介している商品に魅力を感じられたから
いろいろあると思います。
あなた自身に刺さった感覚やキャッチコピー、記事の書き方を真似して、ブログやレビューに反映させると、少なくともあなたと同じような感性を持った人に刺さる可能性は高いわけです。
やる気がないときは自分をトコトン甘やかす
やる気がないときに無理しても、非常に効率が悪いです。
その場合は、「自分をトコトン甘やかす」という方法を試すことをおすすめします。
例えば、「PCの電源をつけたらとりあえずゲームをしていい」とか、これでもかというほどハードル低く設定することで、「とりあえず行動させる」ことが狙いです。ついついゲームをやりすぎた場合にも罪悪感によって、やるべき理由が生まれ、半強制的に「やる気」を生み出すこともできます。
このように、”バカな生き物をエサで誘導してやる”くらいのつもりでいたほうが、無理に「やる気を出そう」などモチベーションを高めようとするよりも仕事をこなせたりするのです。
やる気はあらゆる感情から引き出せる
やる気は、マイナスの感情からでもポジティブな感情からでも引き出せます。
特に、劣等感と欲求は便利な感情です。
「人間関係やコンプレックスによって生まれたマイナスの感情をきっかけに、コミュニケーション講師になった」とか、「まったく顔もイケてないし、自信もない。だから猛勉強をして医者になった」とか、劣等感を武器にして這い上がった優秀な人は数えきれないほどいます。
欲求もおなじです。
例えばあなたがプログラミングをしている人間で、能力がいくらあっても、やる気がない時はぜんぜん書けないはずです。書きたいプログラムがあるときに初めて書けると思いませんか?
プログラムでなくても、写真やイラスト、音楽、動画や文章、何でもいいのですが、何か自分の心が動いたときに、それを成果物に変換する習慣を持っていると、結果としてうまくいくことがあります。
感情は、マイナスでもプラスでもエネルギーに変わりありません。
感情にフタをせず、上手く行動の原動力にしてみましょう。
第3部 .今よりも生きやすくなるスキル
第3部では、「今よりも生きやすくするスキル」を見ていきます。
- 良い人のフリをうまくやめれば嫌われない
- 嫌なことを引きずらない「自分トリセツ」の作り方
さいごに、自分の本音で生きるためのコツや、イヤなことを減らす方法を攻略していきましょう!
良い人のフリをうまくやめれば嫌われない
「人に嫌われるのが怖い」という人はおそらく、「嫌われた経験があんまりない」、「嫌われ慣れ」してないだけかと思われます。
嫌われることが怖いという場合は、「嫌われることによって生じるデメリット」を定量化して把握しておくのが得策です。
記録した上で、「実害の度合い」が低いのであれば、この人を嫌いとか嫌われているとか、生産性の低いことを考えるのはやめて、付き合っていきます。
もし「実害の度合い」が高いのであれば、記録したものを上司に報告するか、環境をガラっと変えてみてもいいかもしれません。
嫌なことを引きずらない「自分トリセツ」の作り方
「イヤなこと」というのは、自分の思い通りにいかなくてストレスを感じるということです。それならば、「自分の思い通りになること」と「思い通りにならないこと」に二分するとラクになります。
そのためには、「自分トリセツ」を作っておくとイヤなことがあっても引きずらならくなります。
自分トリセツとは、「足を踏まれたら、踏み返す」とか、自分が納得できることをルール化しておくのです。 ここで大事なのは、ルール通りに行動できなかった場合でも、「自分を正当化する」と決めておくこと。
例えば、ヤクザ相手に足を踏み返さなかったとしたら、「あのルールをこのバカに実行しなかった自分が正しい」と納得するのです。
自分で何とか出来ると思い込むからできなかったときに何とかしなきゃと苦しくなる。
そんな悩んでもしょうがないことに思いをはせるよりも、「思い通りにならない部分はどうにもならない」と割り切る心が大事です。
そのぶん、思い通りになる部分には全力で対策を講じます。
こうすれば、身の回りでイヤなことはどんどん減っていくはずです。
おわりに:バカに自分の人生を預けるな
いかがだったでしょうか。
今回はひろゆき氏らしい面白い視点がふんだんに盛り込まれた内容でしたね。
刺激的な内容ではありましたが、自分にあったものをチョイスして実践していただくことで、今より少しでも生きやすくなることを願っています。私も頑張ります。
もっと内容を知りたい!!という方はぜひ本を手に取ってみてくださいな。